【会員限定】助け合い活動:「預かりセミナー実践編」開催レポート
助け合い活動:預かりセミナー実践編
【開催日時】2025年11月01(土)
【講師】一般社団法人日本チンチラ協会 会長 鈴木理恵/ 進行:副理事長 中川佐和子
【会場】日本ビーエフ株式会社様のご厚意により、東京・日本橋の会場をお借りして開催いたしました。
温かいご支援に、心より感謝申し上げます。
今回の預かりセミナー実践編は、10月25日のオンライン勉強会で学んだ知識をもとに、実際のチンチラさんと向き合う中で理解を深めることを目的に開催されました。テーマは、初対面のチンチラとの接し方と、預かりを行う際に欠かせない先住チンチラとの関係づくりです。
講義レポート
前半の講義では、助け合い活動の目的や、チンチラを預かる際に大切となる「安心できる関係づくり」についてお話しがありました。
預かりの場合は、元の飼い主さんの事情で保護された子、迷子として拾われた子など、急な環境の変化を経験しているケースが多くあります。チンチラにとって「環境が変わる」というのは、想像以上のストレスになります。
そのため預かる側は、急に距離を詰めたり、必要以上に干渉したりするのではなく、まずは安心して食べられる・眠れるといった「基本的な安心」を整え、チンチラ自身のペースを尊重する姿勢が求められます。
また、預かり活動ならではの大切な視点として「過度に接しすぎない」というポイントが挙げられました。
一時預かりの子に深い愛情を注ぎすぎると、新しい里親さんのもとへ移った際にうまく環境に馴染めなかったり、気持ちの切り替えが難しくなったりする場合があります。
預かり宅では、その子の将来を見据え、安心できる環境を整えつつも、適切な距離感を保ちながら関わることが大切であると説明されました。
実技レポート
実技編では、預かり活動を行う際に必要な「安全な環境づくり」から「チンチラの扱い方」まで、実際の動きを交えながら学びました。
ここでは、セミナー後半で解説したポイントをまとめています。




実技編の最後には、講師やスタッフの安全管理のもと、受講生の皆さまにも初対面の子や威嚇する子を、どのように抱っこするかを体験験していただきました。
より詳細な実演(手の動かし方・体の支え方など)は、会員限定動画でご覧いただけます。
ご案内
当日の実践セミナーの映像は、講義/実技とも 会員限定動画セミナーページ にて公開しております。
ぜひご覧ください。