北海道・東北・北信越オンライン勉強会レポート(2021年2月07日開催)
2021年02月07日(日)に開催された【北海道・東北・北信越 会員様限定】オンライン勉強会のレポートです。
オンライン勉強会「ケージレイアウト編」開催レポート
02月07日(日)15:00〜17:15 北海道・東北・北信越 (札幌、函館、福島、新潟、石川、長野)にお住まいの会員様限定で、オンライン勉強会をZoomにて開催いたしました。
ご参加くださいましたJCA会員の皆様、ありがとうございました。
また、当日はご案内メールの配信が遅れ、ご心配ご迷惑をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げます。
今回のオンライン勉強会では主に『ケージレイアウト』について、皆様と意見交換を行いました。
まずは、これから、より楽しくオンライン勉強会やセミナーにご参加いただく為に、Zoomの便利機能(バーチャル背景の設定や挙手のやり方)についてご説明をさせていただきました。
そして、お申し込みの際に回答いただきましたアンケート結果の発表を行いながら、オンライン勉強会スタートです。
【質問1】現在利用しているケージは?
★結果★
メーカー | 種類 | 回答数 |
●SANKO | イージーホーム80 | 3台 |
イージーホームハイメッシュ | 1台 | |
●KAWAI | コンフォート60 | 1台 |
コンフォート60+タワー | 2台 | |
コンフォート60+タワー+アーチ | 5台 | |
コンフォート80 | 1台 |
今回のアンケートでは、KAWAIさんの「コンフォート60+タワー+アーチ」を組合せたケージが一番人気でした。
十分な高さがあるケージは、自由に走り、跳び回ることが出来るので、特に若くて活発なチンチラさんは楽しいこと間違いなしですね 。
【質問2】 レイアウト変更をされる頻度は?
ケージレイアウトの変更頻度 | 回答数 |
6ヵ月に1度 | 2名 |
1年に1度 | 3名 |
2年に1度 | 2名 |
3年以上変更無し | 3名 |
年齢や性格、健康状態などによって、ケージレイアウトを見直す頻度は様々です。
ケージ内で、落下や衝突による怪我をさせないために、極力レイアウトの変更はせず、愛チラさんが慣れ親しんでいる現在のレイアウトの維持に努めておられる飼い主様もいらっしゃいました。
愛チラさんには、安心、安全なケージライフを楽しんでもらいたいと、皆様色んな工夫をされておられます。
ケージレイアウト事例のご紹介
今回は当日の勉強会資料として、事前に「ウチの子ケージ」の画像を任意にてご提供いただきました中から、以下の3パターンを皆様にご紹介させていただきます。
うちの子ケージ《パターン1》
■KAWAI コンフォート80
■住チン:11歳の男の子
■幼少期に左脚かかとより先の断脚あり。
目があまり見えないようだが、性格はなかなか好戦的。高速走りと、跳び跳ね上手な元気はつらつ系男子
うちの子ケージ《パターン2》
■SANKO イージーホーム80ハイ
■住チン:もうすぐ6歳の男の子
■超甘えん坊な性格。幼い頃から回し車に見向きもせず、ケージから1歩外に出たら、小太りを感じさせない俊敏な動きで部屋中を激走するぽっちゃり系男子
うちの子ケージ《パターン3》
■KAWAI コンフォート60+タワー+アーチ
■住チン:
(左)5歳半の女の子、気が強く活発な小悪魔系女子
(右)6歳半の男の子、穏やかな性格の草食系男子
【質問3】 ケージレイアウトの悩みは?
今回、参加者様の大半が飼育歴3年以上の会員様だった為、「現在ケージレイアウトの悩みは無し」との回答が多数を占めましたが、そんな中、回し車の設置に関するお悩みが2件あり、
①ケージ内に回し車とハウスを設置している為、床の着地面が危険でないか心配
②回し車をケージの入口から出し入れ出来ない為、床の金網を頻繁に洗うことが出来ない
と言うお悩みでした。
走ることが大好きなチンチラさんの場合、ケージ内に回し車を設置してあげたいと思いますよね。が、しかし回し車は事故が多い遊具であることも否めません。
回し車のケージ内設置については、今後も注意深く観察を続けていただき、将来的にはケージ内設置を再検討されるのも問題を解決する1つの手段かと思います。
その他(長距離移動する場合のキャリーについて)
ケージレイアウトの他に、長距離移動(車や飛行機利用)のキャリーについても意見交換を行いました。
基本的には定期検診等で利用されているキャリーで問題はありませんが、通院時より更に長時間キャリーで過ごす事を考え、皆様、愛チラさんのストレス緩和に努めていらっしゃいました。食べ慣れた牧草はもとい、お気入りのオモチャ、身を隠せる藁製ドーム型ハウスなどもキャリーに入れると良いようです。
またオシッコで体が汚れることが無いよう、底面に敷く布製マットは必須アイテムとのご意見もございました。
長距離移動用のキャリーを選ぶ際は、その子の性格や性質を見極めた上で、プラスチック製や金網製などのキャリーを選んであげるとよいですよね。
また、今回ご参加いただきました会員様の愛チラさんで、既に長距離移動を経験されている全チラさんが、5時間程度の移動では、途中給水を試みるも、お水を飲まなかったと回答されました。
とは言え、いつ、どこで、何がおこるか解りませんので、長距離移動の際は、皆様給水ボトルは必ず携帯し移動されているそうです( *´艸)
最後に
まだまだ不馴れなオンライン形式の勉強会にご参加いただきありがとうございました。
第1回目より更に和気あいあいとした楽しい時間を過ごすことが出来ました。
本当にありがとうございましたm(__)m
今後もオンラインを活用しながら、楽しく有意義な時間を皆様と共有出来るように努めて参りたいと考えております。
初めての方も和気あいあいとした雰囲気に直ぐに馴染んでいただけると思いますので、まだご参加を迷われている会員様は、是非次回はご参加下さいませ。
それでは今後ともどうもよろしくお願いします。
(レポート:北海道支部長 小泉)