オンラインセミナー「チンチラに多い病気となりやすい年齢」開催レポート(2020年12月29日開催)
2020年12月29日(火)「チンチラに多い病気となりやすい年齢」をテーマに一般社団法人 日本チンチラ協会の会長 鈴木理恵によるオンラインセミナーを開催いたしました。
全国のJCA会員様を対象としたオンラインセミナーですが、協会代表として、JCA北海道支部長からの開催レポートをお届けいたします。
オンラインセミナー開催レポート
皆様、こんにちは。
一般社団法人 日本チンチラ協会(Japan Chinchilla Association)の小泉です。
今回は、2020年12月29日(火)に開催されました、JCA会長・鈴木理恵によるオンラインセミナー(第一部15:00~16:30)、(第二部20:00~21:30)の模様を、わたくし北海道支部の小泉がリポートいたします。
はじめに
まずは、初めて本記事をご覧になられた方は、「一般社団法人 日本チンチラ協会(JCA)」とは・・・?
と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
端的に申し上げますと・・・
「チンチラを心から愛する人」が、「チンチラの未来を少しでも明るくできたらいいな」と日々願いながら活動している団体です。
もし、「私だってチンチラを愛する気持ちは誰にも負けないんだから!」と思われた方は、是非一度、日本チンチラ協会の公式サイトを覗きにきて下さいね。
チンチラへを心から愛する気持ち、協会発足への想い、協会が目指す未来について、鈴木会長、前川理事長からのご挨拶とメッセージを書かせていただいています。
オンラインセミナーのテーマと内容
さて、前説が長くなりましたが、ここからがJCA会長・鈴木理恵によるオンラインセミナーリポートの始まりです。
今回の会長オンラインセミナーでは
「チンチラに多い病気となりやすい年齢」
をテーマに以下のような内容で進められました。
●01.【年齢と気をつけたい病気】
年齢によって「赤ちゃん期」、「若年期」、「中年期」、「高齢期」に大別し、
それぞれの年齢期別の起こりやすい症例や注意点について
●02.【三大相談疾病】
- 1.痙攣
- 2.ペレットを食べない
- 3.牧草を食べない
それぞれの症状や問題に対しての症例や傾向、そしてその対策等について
●質疑応答
また、セミナー開催中には適宜参加者様からの質問タイムを設け、セミナーの内容に関する質問や、うちの子についての相談など、第一部、第二部それぞれ10件以上に及ぶ会員様と会長とによる1対1の公開質疑応答も行われました。
ところで、皆さんはチンチラさんの年齢を人間に換算すると、だいたい何歳に相当するかご存じですか?
海外のブリーダーさんや、日本の獣医師が考える年齢換算はこれまでもありましたが、今回のセミナーでは鈴木会長の経験と知識から独自の年齢換算の考え方や、各々の年齢期でおこしやすい症例、更には注視しなければならない年齢がある事を知りました。
そして、会員様と鈴木会長とによる公開質疑応答では、実際に愛チラさんが発症してしまった、チンチラではまだ珍しい病症例などについても知ることが出来ました。
「チンチラはまだまだ未解明で謎だらけの動物なんだなぁ」と改めて認識したのでした。
Chilla-Care(チラケア)の活用について
それと同時に、協会の会員サービスの1つである「Chilla-Care」(チンチラ専用健康記録管理Webアプリ)をもっと多くのチラ飼い様に知っていただき、活用していただくことで、それがやがてビッグデータとなり、私達が愛してやまないチンチラも、動物愛護法の対象動物になれるのだと。
斯くいう私も、我が愛チラの様々なデータを
チラっチラっと「Chilla-Care」に日々登録している一人です。
会員様の中で、これまであまり「Chilla-Care」を活用されて来なかった方もご安心下さい。
「Chilla-Care」は過去に遡ってデータを登録することも可能なのです。
多くの会員様に「Chilla-Care」を利用していただき、「うちの子」データの登録をしていただければ、チンチラの明るい未来は、そんなに遠い未来の話しではなくなるのかもしれません。
さいごに
まだまだコロナ禍が落ち着く兆しは見えて来ませんが、オンラインを活用しながら、「愛チラのために」「世界中のチンチラの明るい未来のために」の想いを込め、「最愛のチンチラと毎日楽しく平和に暮らせる社会作り」に、JCAの活動を通して貢献していきたいと思います。
それでは皆様、次回のオンラインセミナーでもお目にかかれますように\(^.^)/
一般社団法人 日本チンチラ協会
北海道支部 小泉 雅子