チンチラに多く見られる病気【熱中症】 | チラビアくんの豆知識 Vol.96
チンチラに多く見られる病気【熱中症】
こんにちは!チラビアくんだよ🐭✨
こういった症状がある時は治療が必要だから病院に連れて行ってね🐭
【熱中症】
密集した毛で皮膚が覆われているチンチラは、汗をかいて体温を下げることができず熱中症になりやすい。
本来は湿度の低い乾燥地域で暮らす動物で高温多湿の日本は非常に厳しい環境。エアコンや除湿器を使って過ごしやすい環境を整えることがとても大切。
●症状
体が熱くなる、耳が赤くなり血管が見える、呼吸が浅く速くなる、よだれを垂らす、チアノーゼで舌が紫色になる、ぐったりする、血混じりの下痢をする、痙攣や意識障害、血圧低下など。
また、日頃より高温の状態が続くと目に見えた症状がなくても臓器が傷付き それが原因で命を落とすこともある。
●対策・予防
湿度と温度の環境を整える。エアコンの設定温度ではなくケージ周りの実際の温湿度をチェックする。
可能ならば湿度は40%以下、温度は25℃以下。(幼齢・高齢の子はこれに限らず)湿度が下がらない場合は温度を下げて調整すると良い。
毛や脂肪の量、年齢、運動能力、代謝能力など個々によって違うため毛量の多い子や、よく動く子は上記でも熱中症になりうる。
また、寝ている時はちょうどよくても部屋んぽで走ると暑く、体に熱がこもり熱中症になる場合もある。活動中は温湿度を下げるなど調整してあげると不調になりにくい。
●治療
意識障害などショックへの治療、点滴など。
※通院時も温湿度計と保冷剤で環境を整えましょう。別の症状での通院時に到着したら熱中症で治療しなければいけないケースもあります。
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