具体的な活動内容

一般社団法人日本チンチラ協会は 、『みんなで守ろう、助け合おう』を新たな活動理念に掲げ、これまでの活動を基盤とし、様々な活動を行います。

●5つのアクティビティ
  1. 防災
  2. レスキュー
  3. 地域活動
  4. 啓発
  5. データ
防災

◎防災セミナー
災害についてや災害に向けてどのような対策・準備をしておいた方が良いかなど防災に関するセミナー(防災セミナー開催情報

◎災害レスキュー
被災したチンチラを守るための活動。物資支援、避難先への移送、一時預かり、里親募集を前提とした預かりなど

◎防災関連の情報発信
過去の防災セミナーレポート災害対策グッズ備蓄品や持ち出しバッグの準備・確認を行うチェックシート被災体験談などをサイトに掲載

◎被災連絡フォーム
被災した際、どのような支援が必要かを伝える連絡先(被災連絡フォーム

レスキュー

◎迷子レスキュー
ロスト(逃してしまうこと)や遺棄など屋外のチンチラを捜索・保護する活動。情報提供や拡散、捜索、保護、届出手続き、病院受診など

◎相談窓口
レスキューが必要な際の相談窓口。ロストしてしまった、屋外にチンチラがいる、どうしても飼育の継続が難しいなど

◎各種セミナー・報告会
レスキューや移送、預かり飼育などレスキューに関するセミナー。
保護や移送などレスキューに携わったメンバーが「どのようなところで発見した」「どのようにしたことが良かった」など報告し、今後のレスキューに繋がるようみんなで情報を共有する。

◎預かり飼育
飼育者のいないチンチラや飼育の継続が難しい飼育者からのチンチラを一時的もしくは里親募集を前提として預かりお世話をする。

◎里親活動
飼育者のいないチンチラと新しい飼育者をペアリングし譲渡する。書類提出、飼育セミナー受講、譲渡後1年間の定期報告など、いくつもの審査や条件のもと慎重に決定する。
保護チンチラの里親探し報告

地域活動

参加者同士のつながりを重要視した対面式の活動

◎懇親会
みんなで守り助け合うために、つながりを深めることを目的とした集い。顔合わせ、自己紹介、意見交換、茶話会、お楽しみ会など

◎ワークショップ
もの作りを通して交流し参加者同士のつながりを深める(ワークショップ開催情報

◎地域勉強会・セミナー
会場で行う対面のイベント、セミナー、勉強会など。近い地域の方同士のつながりを深める目的を持って学ぶ

啓発

◎飼育セミナー
チンチラ飼育に関するセミナー

◎獣医師セミナー
獣医師を招いての獣医療セミナー

◎ペットロスセミナー
いつかは訪れてしまう愛チラさんとのお別れに関する、または備えるペットロスセミナー

◎チンチラ検定
歴史、生態、飼育、病気などチンチラに関する様々な知識を要する検定。

データ

◎チラケア
健康管理webアプリ「Chilla-Care」。
名前や生年月日、与えているごはんなどの基本情報の入力ができ、食事・部屋んぽ・砂浴び・うんち・体重・環境・薬・病院・日記の9項目で日々の記録を付けることができる。基本情報は “ うちの子カード ” としてプリントアウトでき避難時のペットと飼い主情報としてや預ける際のお世話ノートとして活用できる。
また、入力されたデータは全て蓄積しており様々な分析に活用できる。

◎情報発信
公式サイトと公式SNS( XInstagram )にて飼育法やチンチラに関する豆知識、ご長寿チンチラさん情報などを発信。
会員限定メールマガジンではチラケアにより蓄積されているデータの統計も報告。

◎チンチラ国勢調査
日本国内のチンチラの実態を把握し、法律の改正につなげるための資料作成を目的に実施。
ご協力頂いた動物病院・ショップに設置したハガキQRコードと公式サイトのフォームより入力。
4年ごとの実施を目標とし第1回は2022年12月18日〜2023年12月31日に実施。
輸入数や販売数ではなく実際に国内で暮らしている飼育数を把握するために『お住まいの都道府県』『飼育匹数とその性別』の統計をとった。(『JCAチンチラ国勢調査2023』集計発表

※ 上記5つのアクティビティにおける1つ1つの取り組みは、それぞれのアクティビティをまたいだり複数のアクティビティを兼ねて多元的に行われることもあります

今後の更なる展開として考えられるもの

◎チンチラ信託
飼育ができなくなったもしもの時に備えて、きちんとした信託契約を交わし飼育を引き継いでもらう場所(人)と資金を準備しておく仕組み

◎法改正
動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)において現行曖昧となっているチンチラ含むエキゾチックアニマルの内容を数値規制など、より細かくルール化した内容に改正

(2024/06/10)